本の愉しみ方・・・
2012年 12月 04日
少し前にiphoneに変えてから、世の中の技術の進歩にビックリしていました

それまで、ず~っと携帯電話を使っていたので、初めてのスマートフォンです。

使い方がわからなくても、siriに聞くと、必要な機能を立ち上げてくれる。
メールに住所が書いてあると、地図を開いてナビもしてくれる。
音楽も動画も楽しめるし、本や雑誌、新聞まで読めるんですね(@@)
今は、iphoneで源氏物語を読んでいます。
とても長いストーリーなので
実際に本を買うとかなりの冊数になってしまうけど
これなら気にせず読めるのが嬉しい♪
青空文庫からダウンロードしているので無料なのも魅力♪
でも・・・
やっぱり紙で読みたい本もいっぱいある。
好きな作家さんのひとり、吉田篤弘さん。
彼の小説は、読み終わるのが勿体なくて
ゆっくりゆっくり味わいながら読んでしまう。
少し不思議なエッセンスと、湯気のような・・・匂いのような・・・
懐かしい、ほわんとした空気が伝わってくる。
彼と奥様とのユニット、クラフト・エヴィング會会の本は
読むだけじゃなく、眺めて愉しむことが出来る本。
どちらの本も、本当のことのように書かれた
架空のものについて書かれたフィクションです。

時空を超えた、ありそうで実際には存在しないものを
彼らが実際に作り、こうして文章の間に姿を表します。

駄菓子屋の店先で売られているCloudSugar(雲砂糖)・・・

特別なパスポート・・・

雲母酒と数千ページ分の物語封じられているといわれる雲母印本・・・

永遠に完成しない百科事典・・・

涙壺に採取された青い涙たち・・・

彼の小説にも、この世界観やエッセンスが感じられてちょっと嬉しいのです♪
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by tea-tea-chai
| 2012-12-04 21:08
| ライフスタイル