紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
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漆の器




先週、ず~っと楽しみにしていた展示会に出掛けてきました。

仁城義勝さんの展示会です。

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通常漆器の作家さんは
木地師さんに挽いてもらった土台となる木地に
漆を施していくのですが
仁城さんは、ちょっと違います。

木を一本そのまま買い付け
その木から一つ一つロクロで木地を挽き
漆を施します。


木の命を頂いて器を作るのだから、なるべく無駄のないように、木が生きるように・・・


そんな思いで作られる器は、うっすら木地の木目が感じられるくらい
ほんの数回の漆を施します。

目立たず、普段の暮らしに溶け込み、日常使いできる器・・・
彼の作る器は、そんな温かな器です。


今回購入したのは、大きな鉢(椀?)です。
お蕎麦やおうどん、スープや丼ものまで・・・
色々使えるでしょ♪



栃材と・・・
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栗材です。
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展示会初日に伺ったのですが、栃材の器(この大きさ)は
すでにこの1個だけになっていました。
昨年ご注文してお待ちしている方が沢山いらっしゃるんです。

という訳で、もう一点は栗材にしました。



こちらは、他の作家さんのものですが、普段使っているお椀です。
毎日使ってはキュッキュッっと拭きあげているので
こんなに艶が出てきました。

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並べて見ると大きさの違いがわかるでしょ。
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仁城さんは一年の半分(前半)は、木地を作り、漆を施し黙々と器を作り続けます。
後半は各地で展示会を行い器を販売するのです。
全て一人で作っているので、大量生産はできません。
だから昨年からず~っと彼の展示会を待っていたんです。

食事は、植物や動物の命をいただくということ・・・
その命を頂いて、人の心や体は作られる。
それらを繋ぎ、受ける器として物作りをしている・・・という仁城さん

私は物をあまり欲しいと思わない・・・
でも、その物の向こう側にある物語や
作り手の思いや、人柄に魅力を感じる・・・


何を買うか・・・
誰から買うか・・・

それが、私が物を買うときの基準になっているのだと思う







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by tea-tea-chai | 2008-10-30 10:57 | 思うこと