紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
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ちょこっと禅の世界を・・・




先日の紅茶教室でのティータイムは
精進料理をちょっと意識して和のテイストで・・・

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紅茶は、ちょっと珍しい国産紅茶を用意しました。
淹れ方も、通常の紅茶と少し違うの。


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「いただきます」
「ご馳走さまでした」

これも、禅からきている言葉です。

禅の世界では、「全てのものに命が宿る」と考えられています。
だから、「命をいただく」事への感謝の気持ちなのです。

私達は「食事そのもの」に
感謝の気持ちを込めて「いただきます」と言うけれど・・・
他の国(宗教?)では
今日の食事を与えてくれた「神」に感謝の祈りを捧げます。



米・・・お米
魚・・・お魚
肉・・・お肉

尊敬の意や、敬う気持ちを表す「お」の表現。
この「お」にあたる言葉は、ほかの国の言葉ではないそうです。

もともと、八百万の神の国、日本では、全てのものに命があり、神が宿ると考えられていました。
かまどの神様、田んぼの神様、山の神様、水の神様・・・
そう、「千と千尋の神隠し」の世界ですね。

禅僧によって伝えられた禅も、日本人のもともとの信仰心と上手く融合して
独自のものとなっていったようです。

全てのものに命が宿り・・・全てのものに神が宿る




また、禅では、生活全てが修行の場と考えられています。
経典などを頼りに学ぶのではなく、自らの体験から学ぶことに重きを置いています。
食事を作ることも、食べる事も、掃除も全て・・・

そのような背景の中で、脈々と受け継がれていく禅の精神は
その過程で時代とともに日本文化の基盤を作っていきます。

武士道が生まれ、やがて、茶道、華道、書道、礼法、能、狂言・・・

そんな日本の伝統文化が他の国にない特色は
「道」という言葉が物語っていると思うのです。

自然に感謝し、心や精神を育てることに重きを置いている禅の精神は、
日本人として大切にしたい文化だと思うのです。





ご紹介した禅語のひとつ・・・


日々是好日

どんな日でも、毎日は新鮮でとても良い日・・・という意味です。



あなたとって「日々是好日」の「好日」はどんな日ですか?
という質問に


10~20代の人は
最高にハッピーな日、すごくラッキーな日、と答え

お年寄りの人は
何事も起こらない、平凡で穏やか日、と答えたそうです。

同じ言葉でも感じ方は人それぞれ・・・
どちらが正しいとか、間違ってるとかではありません。
経験や環境などによって感じ方も違います。

私は・・・
「最高にハッピーな日」という答えに
キラキラとした若さを感じます。

「平穏で穏やかな日」という答えに
成熟した豊かな心を感じます。

この講座で伝えたかったことは、知識として頭に蓄えることだけではなく
経験や体験を通して、心を育てること、五感を磨くこと

答えのないもの、感じるもの、日々変化する心と感情・・・
そんな目に見えないもの、形のないものを一緒に育てていけたらいいなぁ・・・って思うのです。
頭に残るものではなく、心に残るものを・・・


教室では、もっと色々な資料をご紹介したり、お話をしたのですが
ブログでは全てをお伝えすることが難しいの。
上手くお伝え出来たでしょうか?

宗教とか信仰心とかではなく、先人の知恵として、ほんの少し禅の世界を意識してみることで、日々の暮らしが丁寧に、豊かに暮らせるような気がします。



色々考えて
う~ん・・・となってしまった方へ・・・


一円相

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これ食うて 茶のめ





先日この講座に参加された方から、リクエストを頂きました。
すでに4名の方がご希望されているので、都内のCaféでもう一度行うかもしれません。
3月は、すでに「水と紅茶」に決まっているのでそれ以降になると思いますが
ご希望の方がいらっしゃいましたら、日程など決まり次第ご連絡しますのでお知らせ下さい。


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by tea-tea-chai | 2008-02-05 01:03 | 紅茶