紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
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季節がめぐる・・・




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マンションの隣がお寺で、その向こう側は、地主さんが趣味でお野菜や植物を育てている畑がある。
ココは住宅街なのに、そこだけポッカリと空間がひらけているの
だから部屋からは、何もさえぎる物がない

お寺には大きなケヤキの木があって、黄色く色付いた葉がハラハラと落ちてくる様子は、まるで桜の花がひらひらと舞い散るようで、とっても綺麗・・・

春になると、若葉が芽吹き、日に日に色付く様子は生命の力強さを感じる

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空気が澄んでる今の季節は正面に富士山が見える。


朝日が昇ると山頂の雪に日があたり、キラキラと黄金に輝く

空が夕焼けでオレンジ色から薄紫に空が変わるとき、富士山は影絵のようにシルエットが浮かび上がる。


・・・何もないところ・・・

引越してきたばかりの頃はそうおもった。
全く知らない土地で、知り合いも居なくて、お買い物に行くのにも何処にお店があるのかすら分からなかった。

楽しいところも・・・
綺麗な場所も・・・
美味しい物も・・・

何もないのではなくて、何も見つけられなかったんだ



以前勤めていた会社で、面白い研修を受けたことがある。
各部署から選ばれた数名が何も知らされずに都内の研修室へ集められた。

挨拶もそこそこに、「1分間・・・合図をするまで目を閉じてください」と言われた。
シーンとした室内でゆっくりと1分間が過ぎた・・・
「ハイ、目を開いて下さい。目を閉じていた間に聞こえた音を紙に書きなさい」

「!」

ほとんどの人が、2~3の音しかかけなかった。

その後、もう一度目を閉じて、その間に聞こえた音を紙に書き出した。

何も聞こえないと思っていた1分間は、沢山の音が溢れていた・・・

誰かの咳払い
空調の鈍い音
紙のすれる音
廊下を歩く足音
鼻をすする音
ペンを落とした音
遠くにかすかに聞こえる話し声
荷物を運ぶ音
イスを引く音




この研修は、物事を多角的にみるためのウォーミングアップだった。

何も聞こえないのではなくて、何も聞こうとしなかったんだ・・・
何も見えないのではなくて、何も見ようとしなかったんだ・・・
何もないのではなくて、何も感じようとしなかったんだ・・・

状況は何も変わっていない
変わったのは私の意識だけ・・・
それだけで、見えるものも、聞こえるものも、感じるものも、全く違う。

楽しいことも、嬉しいことも、きっと自分の心の中にあるのだろう。
人から与えられるのではなくて、自分で見つけること・・・感じること・・・
それを沢山見つけられるってことが・・・きっと人生を楽しくする達人なのだろう

私は、ドキドキやワクワクの種を沢山見つけられる・・・そんな人になりたいと思う。




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by tea-tea-chai | 2007-12-10 01:50 | 思うこと