紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

手から生まれるもの・・・

午前中、都内のCafeで紅茶教室がありました。
今回は友人が講師で私がお手伝いです。
美味しい紅茶と手作りのお菓子で楽しいティータイムを過ごしました。
f0072846_1142787.jpg


その後急いで日本橋へ・・・。
三越でマイセン展をしていて、1日に3回、ペインターの方の絵付けを実際に見ることが出来るんです。
絵付けを実際に見たことがないので、どうしても見てみたかったの。
沢山の人に囲まれた中心に、絵付師さんがいました。
つま先立ちをして、人々の隙間から、その様子をじーっと見てきました。

1400度で下焼きした陶器に、一筆、一筆、丁寧に華やかな草花の絵が描かれていきます。
2年間、マイセンの学校で絵付けの勉強をした後、マイセン工房での絵付けの仕事が始まります。
はじめは単色の絵付けからはじまり、それぞれの才能にあわせ、仕事は細かく分かれていくそうです。
最近は、世界中のアーティストとのコラボレーションで作品を作るプロジェクトもあるそうですよ。
「ベルリンの壁崩壊後、何か変わりましたか?」
の質問に、彼はマイセンの本を広げ
「この作品を描いたのは私。コレも、これも・・・。今はこの作品は、オランダ(だっだかな?)にある。コレは日本・・・昔は自由に国外に出ることは出来なかったけれど、今は実際に自分が描いた作品を見に行くこと出来る」

彼の手から生まれたものは、世界中に運ばれ愛されている。
一度、手から離れたものを、時間を経てまた目にする事が出来るって素敵だなぁ・・・。

いつのまにか、あんなにいた人がだれも居なくなって私だけになっていた。
彼に(通訳さんに)「とても失礼なことなんですけれど、携帯のカメラしか持ってないのですが、写真を撮ってもいいですか?」
と聞いたら「どうそ!どうそ!」を快くOKしてくださいました。
f0072846_1422149.jpg

写真を見せたら
「ボクのカメラでも撮ってくれる?古いカメラなんだけど・・・」
と言われて写真を撮ったら、「いい記念になったよ。」と喜んでくれました。
しばらくすると、また彼のまわりには人がいっぱいになりました。

作り手を知ることで、その工程を知ることで、その作品がとても愛しくなる・・・。
最近の物への思いは、特にその傾向が強くなっている。
手から生み出されるもの・・・大切に大切にしたいと思う・・。
[PR]
by tea-tea-chai | 2006-11-16 01:54