紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
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本の森


以前読んだエッセイで、小川糸さんが、図書館のことを「本の森」と書いていた。
その表現がとても気に入って、それから私も、本の森と言うようになった。

・・・と言っても誰かに「昨日、本の森にいってね・・・」なんて話すことはなく
図書館に向かう途中、自転車をこぎながら自分の心の中で
「本の森・・・本の森・・・」
と繰り返しながら、くすっと笑ってるだけなんだけど・・・037.gif


紅茶関係の本や、仕事の資料は、迷わず買うけれど
それ以外の本は、よ~く考えてから買うようにしている。

収納場所が少ないので、小説などは出来れば文庫本だと嬉しい。

そんな私にとって、本の森は、嬉しい場所♪
いろんな作家さんの、いろんなジャンルの本を好きなだけ読める♪

先日、好きな作家さんのひとり、梨木香歩さんの本を読んだ。


不思議な羅針盤
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彼女のエッセイは、心の琴線にふれる・・・
日々の暮らしの中で、すっと通り過ぎてしまったり
わざわざ言葉にしない、ほんの些細なこと・・・

かすかな風にほんの少し揺れる小さな草花のように
私の心を震わせる。
そして、かつて少女だったころの私の記憶があふれ出す・・・


子供のころ・・・
私はいつも見えないものを見ようとしていた

それは、風とか、匂いとか、音とか、温度とか、湿度とか・・・

つむじ風がクルクルと枯葉を躍らせて、カサカサと乾いた音を奏でると
風や湿度や匂いを見つける。

海に潜ると、水温の境目のゆらゆら歪むようなところでは
温度と流れを見つける。
色や形のないもの・・・だけど確かにあるものを・・・


不思議な羅針盤・・・
本の森で借りたけど、やっぱりこの本は買おうと思った。


 

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by tea-tea-chai | 2011-09-30 08:45 | ライフスタイル