紅茶のある暮らし 猫のいる生活。


by chai
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京都・・・お茶の旅


今回の京都の旅で、私が行きたかったお寺は、2ヶ所。
その一つがこちら・・・


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京都のずっと山奥の、小さなお寺 高山寺。

このシルエットの子は・・・

善財童子
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恵まれた家に生まれ、頭もよく、毎日遊んでばかりいた善財童子。
ある日、自分の愚かさに気付き、心を入れ替え勉強の旅に出ます。
旅先で出会った人から、多くの事を学びます。
出会ったのは、名も無い人々でした。
善財童子は気がつきます。
「どんなにつまらなさそうに見える人でも、何か一つは立派なものを持っているものだ」
善財童子は、ますます真剣に「多くの人から出来るだけ教えを受け、自分の心を磨き、人に笑われないようになりたい」と、旅を続けました。


ここは、明恵上人が住んでいた鎌倉時代の住居、石水院。
簡素な小さな建物なのですが、
とても優雅で、美しく・・・心地良い所なのですよ。
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ここには、日本最古の茶園があります。

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栄西が中国から持ち帰った茶の種。
それを譲り受けた明恵上人が、ここに植えたのです。
そして、ここから宇治へ・・・

そんな歴史と、目の前にある茶畑を眺め、深呼吸をする・・・

ココは・・・
私が京都で一番好きな場所かもしれない・・・


月をこよなく愛し
動物や昆虫、木々などだけでなく
石や岩や島にも、自然のなかのすべてのものに
仏性を見ていたと伝えられる、明恵上人


・・・ あるべきようわ ・・・

明恵上人の声が聞こえたような気がした・・・




もう一箇所・・・
どうしても行きたかったお寺は・・・


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黄檗山 萬福寺

福建省出身の隠元禅師の開いたお寺です。

煎茶道の開祖でもある隠元禅師・・・
煎茶道の師範でもある私にとって
ここのお寺は特別な所なのです。


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回廊が印象的で、中国風の建物なのです。
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蛇腹天井もここのお寺だけ・・・
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うふふ~可愛い~♪
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これは開板(魚梛)といって、木魚の原型となったものです。
お腹を叩いて、時を知らせます。


お昼は、萬福寺の向かいにある白雲庵
普茶料理を・・・


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普茶料理は、中国風の精進料理です。
普茶・・・多くの衆に、お茶をお出しする、という意味があります。

上座がなく、大皿の料理を皆で食べるのです。


食べることも修行の一つとされる精進料理。

平等に食事を楽しむ中国風の精進料理が
普茶料理なのです。



同じ茶の木から作られる
日本茶、中国茶、そして、紅茶・・・
今回の京都の旅は、お茶の歴史を辿る旅でした。


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by tea-tea-chai | 2009-11-27 09:30 | おでかけ